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よくあるご質問 予防歯科

Questionなぜ口呼吸は良くないの?

Answer

呼吸は通常は鼻で行われますが、花粉症など鼻詰まりが続くと口で呼吸することになります。最近は口で呼吸する人が多くなりました。まだまだマスク生活が続く中、口呼吸になっていませんか?
口呼吸は、さまざまな病気をもたらします。代表例としては、歯周病、アトピー性皮膚炎、ぜんそく、花粉症などのアレルギー性疾患です。その中でも、歯周病は歯周病菌の毒素により、周りの骨が溶け、最終的には歯が抜けてしまう病気です。歯周病は、症状がないままに進行し、痛みや歯の揺れに気が付く時には重症になっていることが多い病気です。口呼吸では口の中が乾燥して唾液の分泌量が減ります。そして唾液の分泌量が減ることで、自浄効果・殺菌効果が低下し、虫歯や歯周病になったり口臭が強くなったりします。さらに、歯の表面も乾燥するので、汚れが着きやすく落ちにくくなります。お口の中は常に唾液が出て潤っているのが正常な状態です。人は1日のうちになんと1L~1.5Lもの唾液を分泌しています。口呼吸をしているとお口の中の唾液が乾いてしまうため、口臭や歯の着色が起こってしまうのです。また、顎の成長や歯並びに悪影響をあたえます。口呼吸をすると、お口の周りの筋肉が外側から歯を締め付ける圧力が無くなり、頬に押された歯が前に飛び出して出っ歯になってしまったり、不正咬合になることもあるので改善が必要です。
このように、健康のためにも、口呼吸は正しい鼻呼吸に戻すようにしましょう。
①唇を閉じて鼻呼吸を意識する
②口の周りの筋肉を鍛えて、口を閉じやすくする
③『あー』『いー』『うー』『べー』と口や舌を出す『あいうべ体操』を行って、舌の位置を改善する
そして、キシリトールガムを噛むのも効果的です。
ただ慢性的な鼻づまりなどで口呼吸がひどいときは、耳鼻科や歯科医院などに相談して、きちんと治療を受けることも大切です。まずは一度、MOVIX京都前光る階段が目印のアキヤマ歯科へご相談ください。

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