京都三条のアキヤマ歯科医院。自分磨きをサポートします。健康には歯のメンテナンスが大切です。
一般歯科、歯科口腔外科、小児歯科、矯正歯科

歯は1本1本に役割があります。1本ないだけで、それぞれの役割を果たせなくなるので、バランスを崩し、見た目やかみ合わせはもちろん、身体にも影響が出てしまう可能性があります。歯は、通常上下28本の歯が支え合ってかみ合わせを維持していて、1本でも抜けたままにしていると歯全体が崩壊してしまいます。

まず、歯が抜けたまま放置していると、歯の位置が大きく変わります。まず、抜けた部分の噛み合う歯（対合歯）が伸びてきます。そのため、歯並びが崩れ、抜けた歯のスペースを埋める処置が難しくなってしまいます。また、抜けた部分の両隣の歯も内側に傾き始めます。もともと歯はスクラムを組み支え合って噛む力に耐えています。歯が抜けてスペースができると、その部分の支えがなくなるため、抜けた歯の両隣の歯は歯がなくなったスペースに向かって倒れ込むように傾いてきてしまうのです。このように、たった1本抜けただけでも、咬み合わせのバランスは崩れて本来の歯の位置を保てなくなり、結果として、一部分に噛む力が集中し、顎関節の痛みが出たり、歯の寿命が短くなったりするなどの悪影響を及ぼしてしまうのです。

歯が抜けると当然ですが見た目の印象が悪くなります。外側からは見えなくても、歯の抜けた部分は歯槽骨が下がり、歯ぐきが下がるデメリットがあります。咬み合わせのバランスが崩れると食事や発音に大きな影響を及ぼします。食べ物をきちんと咀嚼することができないということは、胃や腸への負担が増すことを意味します。また、歯が抜けた部分から息が漏れてしまい、「ハ行」「ラ行」「サ行」などの発音がうまくできなくなるケースもあります。そして、きちんと噛めなくなると、脳への刺激が少なくなり、認知症のリスクを高めてしまうのです。

最初は1本だけの問題であっても、徐々に他の歯にも問題が起きてしまうので、将来後悔しないためにも、もし歯を失ったらインプラント、入れ歯、ブリッジなど歯の機能を補う治療をすぐに受けることが大切です。それぞれの治療法にメリットとデメリットがありますので、一人ひとりの症例とご希望に合わせて、適切な治療法を選択することが大切です。まずは一度、MOVIX京都前光る階段が目印のアキヤマ歯科へご相談ください。