歯石について｜新京極通りの人気の歯医者｜三条、四条、河原町から徒歩圏内

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こんにちは。歯科衛生士の関です。

タイトルにもあるように、今日は「歯石」についてお話したいと思います。

まず、歯石とは…

唾液に含まれるカルシウムやリン酸が歯垢に沈着して、石のように硬くなったもの。

そして、歯石取りといえばスッキリするという方もいれば、痛い、しみるといったマイナスのイメージをお持ちの方もいらっしゃるかもしれません。

では、何故歯石取りは必要なのか…

・歯周病の予防
・口臭の予防
・着色や汚れの除去

に繋がるからです。

歯周病はお口の中だけでなく、全身にも悪影響を与える疾患です。汚れが溜まっている状態が長く続き(約二週間で歯石になると言われています)歯石になってしまうと歯ブラシで取り除くことは出来ません。歯石の表面はざらついているため、汚れや着色が付着しやすくなり、歯周病が悪化してしまいます。

私が毎日診療している中で、よく聞かれるのが

Q, 歯の表面まで削れてしまわないか

A, 使用している機械は超音波の微振動で歯石だけを壊してバラバラにします。一度に大量に付着した歯石を取ると「歯を削られたのでは？」と錯覚を起こしてしまいますが、この超音波の機械は歯に直接当てたとしても歯は削れませんので、ご安心ください。

Q, 自宅で歯石除去は出来ないのか

A, 最近は薬局などでもミラーや歯石除去が出来る器具が販売されていますが、ご自身で行うと器具が滑ったりして周囲の歯茎を傷付けたり、歯石のない箇所のエナメル質を削ってしまったりして逆効果となってしまいます。

早いもので今年も残り3ヶ月、是非歯医者さんで安心安全に歯石取り、クリーニングを行い、新しい年を健康に迎えられるようにしましょう！！