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2017/03/27

頭痛や肩こりは筋肉の緊張と関係があることがあります。
顎関節症の方は、頭痛や首、肩のこち、目の奥の痛みなどを感じることもあります。
頭痛の中でももっとも頻度の高いものに緊張型頭痛というものがあり、噛むときに働く4つの咀嚼筋(咬筋、側頭筋、外側翼突筋、内側翼突筋)のうちの側頭筋の緊張にて起こるといわれています。
顎関節症と緊張性頭痛の一部は同じ病気を異なる病名で呼ばれているとも言われています。
肩こりなどでは、関節などのどこか一か所不具合がある場所がある場合、悪くなった場所を保護して反射的に周囲の筋肉が緊張する働きが起こります。
筋肉がギュッと凝り固まるとその部分の血行が悪くなり、まったく別の場所に痛みなどの症状が現れることになります。
そのため、あごの関節に障害が起こり、周囲の筋肉が緊張し、血液循環がわるくなり、肩こりが起こることもあるのです。
この緊張して凝り固まる場所をトリガーポイントといい、その影響で別の場所におこる症状を関連痛といいます。
狭心症や心筋梗塞が顎の痛みや左肩の痛みにでたりすることもあります。
顎の痛みの原因である関節や筋肉の障害が顎の痛みと同時に頭痛や肩こりを起こしていることもあります。まだ認知度が低いのですが、トリガーポイントや関連痛が顎関節症の本質的な痛みの場合もあります。
障害を改善することで顎の痛みと頭痛、肩こりが両方良くなることもあります。
症状で苦しまれている方は一度ご相談いただけましたらと思います。

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