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よくあるご質問一般歯科

Question黒いむし歯と白いむし歯について

Answer

むし歯にはいろいろな分類や見え方があります。
良く患者様から質問をうけることがありますので、報告させていただきます。
歯には白く(白濁)みえる部分と茶色っぽく見える部分があります。
なぜそのように見えるのかそれは、歯の厚みや色みで決まります。歯の色は基本的にエナメル質と象牙質の厚みで決まっています。
半透明なエナメル質が厚い場合は白っぽく、逆にエナメル質が薄く、象牙質が厚いと黄色っぽい色に見えます。
そのため歯の色だけでは個人差もあるためむし歯ではないものがむし歯と思われていることも多々あります。

それとは別に、歯の一部分だけが白かったり、黒っぽくなっていたりすることもあります。
歯が黒いとすべてむし歯と思われがちですが、ステイン(着色)がついているだけであったり、進行がとまったむし歯の場合もあります。
白い虫歯も実際には存在します。特に初期のむし歯においては、多くが白く見えます。歯の表面は常に脱灰と再石灰化が起こっています。初期のむし歯では、脱灰によって透明なエナメル質が白く見えるのです。にごったような白さをしています。また、子供の歯には、エナメル質が未成熟のためにホワイトスポットといわれる白く見えるものも存在します。
黒い虫歯においては、進行がゆっくりな場合に雑菌を多く含むことにより黒くなることが多いです。前述したように飲み物などの着色や喫煙にともなう着色もあるため必要ないのに削られてしまう可能性もあるため診査診断が大切になります。

歯の色で気になられている場合は、1度ご相談いただけましたらと思います。

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